2013年4月28日日曜日

眼底検査の再診(1)

以前のブログで書いた、人間ドックで引っかかった眼底写真の再検査のために、ウエブその他で慎重に眼科病院を選び、予約の上、検査に行ってきた。

前年も人間ドックでひっかかり、同じ病院の眼科にかかり、基本的には医師の目視による眼底検査で問題無しとなったので、今年は、再検査にはいかないつもりだった。それが、ふとしたことで気が変わり、より高度な検査機器を備えている眼科専門医院がすぐ近くにあったのでかかってみることにした。自分の眼を気にしたというよりは、最新の機器を見てみたかったというのが理由に近い。

9時の予約をしていたが、行ってみると、平日にもかかわらず、待合室はご老人たちでほぼ満席。こちらは、人間ドックの2次検査であることを告げてあったので、過去3年分の記録の載っている人間ドックの表を渡す。

間もなく、名前が呼ばれたので行くと、眼底写真を取るようなので、コンタクトであることを告げ、外して、少し待つことにする。

まず基本的なデータを取るというので、3年分の基本データは提出した人間ドックデータにあるからいらないと思ったものも、機嫌を損ねるのもなにか思って素直にしたがった。明細によると、屈折690円、精密眼圧820円、矯正視力690円、角膜曲率840円。

その後、やっと、お待ちかねの走査レーザー検眼鏡OPTOS-200TXによる、眼底撮影。人間ドックでの白い一瞬の光による撮像とは違い、緑の縞模様の光が眼の中をスキャンして網膜の写真を取る。

医師の問診の前に、再度呼ばれて、別の機械で再度検査、こちらは、機械の写真を取り損なった。この時、瞳孔を広げる目薬をさされる。
ようやく、医師に呼ばれて、説明を受けるが、既に瞳孔を広げる目薬をさされているので、写真が欲見えない。結論として眼底の写真であやしいところがあるので確認のために、視野検査をしたい。ただ、すでに瞳孔を広げてしまっているので、今日はできないので後日来てくださいとのこと。おいおい、OPTOSのスキャン写真をみた時点で、視野検査が必要になることは分かっていたはず。とすれば、瞳孔を広げないで、引き続き、視野検査をするという手順をとっても良かったはずだ。
しかも、問診のときに、目視による眼底検査も行ったのだが、照明が非常にまぶしくて網膜が痛みを感じて、涙が出た。20年以上いろいろな医師から目視による眼底検査を受けてきたがこんなに痛かったのは初めてだった。医師の問題というよりは、LEDが高輝度化して、医師がよく見えるように眼底を非常に明るく照らせるようになったせいであろうが、患者に痛い思いをさせてまで、目視で見る必要があるのだろうか?暗い所でもよく見える眼を持った人だけに、眼科になって欲しいと思ったりする。
結局、上記以外に、スリットM(前・後眼部)1,120円、精密眼底1,120円、眼底三次元画像解析2,000円、合計、7,280円の30%で2,990円を支払って、次回の予約をして帰った。
できるだけ、低コスト、短時間で確定診断が出るような検査フローにするというモーティベーションが働いていないシステムのうえに、結果が出ずじまいなのでもやもや感が残る結果となってしまいました。次回、また、アップデートしたいと思います。
走査レーザ検眼鏡