2019年8月4日日曜日

リーマス断薬5年

このタイトルで半年に1回状況のアップデートを続けて、これで5年となりました。お薬手帳を見ると、最後にリーマスを処方されたのが2014年7月なので、一つの区切りとなる5年を迎えたことになります。考えてみるとあっという間のような気もしますが、時のたつのは早いものです。
この半年は、5月くらいまでは昨年来の快調を継続していたのですが、6月くらいから、イライラ感が増した気がします。仕事のプロジェクトがクライマックスを迎えて、自分の思い通りに行かないと、カッとなって他人を罵倒してしまっている自分があることに気づいたりします。内海健先生の「うつ病新時代」のエピソードと比べると、躁状態であるといっても、あながち間違いとは言えない状況かなと時々思ったりします。発言が攻撃的になることがあり、もしかしたら、周りの人からは引かれているかもしれません。
テレンバッハが「インクルデンツ」と呼んだ閉塞状況に陥って、窒息状況に陥っているのかもしれません。おそらく何かの気分転換をすれば落ち着くような気もするのですが、仕事から離れると置いて行かれるような焦燥感があり、それも気が進まないようにも思えます。
神田橋條治先生の「気分屋的に生きれば、気分は安定する」という標語に従って、深く考えないようにしましょう。過去を悔いることが最悪の状況を招くことを経験で知っているので、済んだことはしょうがないと前を向くしかありません。
とりあえずは、「5年生存率半分以下だぜ」などと冗談を言っていたその5年が無事すぎたことに乾杯!

2019年1月14日月曜日

リーマス断薬4年半

明けましておめでとうございます。
と言いつつ、2019年もすでに2週間経ちました。
昨年1年間の精神状態を振り返ると、落ち込むということが全くなく、きわめて健全に、軽躁ともいえるべき状態を継続できたのではないかと思っています。

仕事が忙しかったということもありますが、コントロールできる仕事というものは、精神にはポジティブに働くものと考えています。特に、自分が好きで得意とする仕事に没頭しているときには、いわゆる「フロー」状態となって、時間のたつのも忘れて今います。さらに、いい結果が得られた瞬間には、達成感と喜びと興奮が一度に訪れて、この上ない幸福感に包まれます。

他人のせいで、仕事の進捗が邪魔されたと感じた時には、若干攻撃的になったときもあったかと思いました、これは、躁鬱の躁状態の事例としてよく本などでも引き合いに出されることですが、今回は、完全に感情を抑えた形で理性的に指摘することで、後から考えても完璧に乗り切ったといえるのではないかと自負しています。

こういうハイなときの注意点は、金遣いが荒くなる点ですが、この点に関しても、大金を使う代わりに、借金を一度に返済して、「大金を使った」気分を味わいながら、利息の返済を減らすという芸当を成し遂げることができました。

生まれながらのポジティブな軽躁に戻って、絶頂感を味わいながらも、引き続き自分観察を怠らず、コントロールしてまいりたいと思います。

とはいえ、とある計算プログラムの改良で、3時間かかっていた計算が30秒でできるようなったときの興奮はなかなか忘れられません(笑)